霧に包まれた杉木立

水と、米と、時間。

久遠

KUON

創業 天保十二年

STORY

醸すとは、待つことである。

久遠の酒は、三つのものからできています。土地の水、その年の米、そして人が急かさなかった時間。派手な技巧ではなく、素材と季節に委ねること。私たちが受け継いできたのは、レシピではなく、この待ち方そのものです。

山あいの静かな水面
みず

地を巡り、澄んでゆく

蔵の地下深くを、幾年もかけて巡る伏流水。やわらかな軟水は、酵母をゆっくりと育て、雑味のない澄んだ酒質を生みます。仕込みのすべては、この一滴からはじまります。

実りの野
こめ

秋の実り、磨きぬく

頭を垂れた稲穂を、契約農家とともに育てます。芯だけを残して磨き上げた酒米は、雑味の元をそぎ落とし、香りの余白をつくる。米を削ることは、味を足すことでもあります。

琥珀色の一杯
かもす

菌と時間に、委ねる

麹と酵母、そして時間。杜氏は数値ではなく、蔵に満ちる香りと泡の音で発酵を読みます。急がず、待つ。醸すとは、人が手を出しすぎないための技術でもあります。

悠久を思わせる巨木

KU · ON

久しく、遠く。

「久遠」とは、はてしなく続く時のこと。一献の向こうに、幾世代ぶんの季節が流れています。

SELECTION

季節を、三本の銘柄に。

その年、その季節にしか醸せない酒を、少量ずつ。久遠の定番三銘柄をご紹介します。

初雪純米 · 久遠

純米大吟醸

初雪はつゆき

しずくを集めた、透きとおる一本。梨や白桃を思わせる含み香に、雪解けのような静かな余韻。

合わせて — 白身の刺身・塩

山霧純米 · 久遠

純米吟醸

山霧やまぎり

朝霧の立つ棚田の米から。ふくよかな旨みと、ほのかな酸が織りなす、ぬる燗でも映える食中酒。

合わせて — 焼き魚・根菜

常世純米 · 久遠

特別純米

常世とこよ

三年の熟成をくぐらせた古酒。琥珀の色に、木の実と乾いた果実の深み。時間そのものを味わう一献。

合わせて — 熟成チーズ・鴨

BREWERY TOUR

蔵を、訪ねる。

杜氏の案内で仕込み蔵をめぐり、できたての酒を利いていただけます。三つのステップでご予約ください。

1
2
3

ご希望の日

ご希望の回